【2022年版】マルウェアからパソコンを保護する方法

パソコンをサイバー脅威から守るのは至難の業です。マルウェアのような脅威から個人のパソコンを守るためには、専門のセキュリティ会社からの日常的なサポートと、さらなる警戒が必要となります。今日、マルウェアは自宅のパソコンだけにとどまらず、あなたやあなたの家族が使っているモバイル機器までも標的にしています。

この問題は、私達が想像している以上に大変なものです。昨年アメリカでは、毎月約8000万件のマルウェア攻撃が記録されています。さらに言うと、世界中のマルウェア攻撃の半分以上がアメリカで行われているのです。あなたが使用しているインターネットサーバー、Facebook、ソーシャルネットワーク、テキストメッセージ、ダウンロードしたファイルなどが、マルウェアの攻撃の標的となっています。

いかなるオンライン上での行動や友人のUSBメモリでさえも、あなたのコンピューターを感染させてしまうので、完璧な防御対策を提供しており、感染する前にあなたを守ってくれるセキュリティアプリを使用することが重要です。

インターネットにおける闇の側面

まず、ハッカーたちはマルウェアを悪意を持って作成し、無理矢理データを強奪しようと企ててきます。もし、コンピューターがマルウェアに感染してしまった場合、情報流出によって深刻な損害を被ってしまい、時にはかなりの費用がかかるなど、その影響は多岐にわたります。

次にマルウェアは、想像以上の被害をもたらすことがあります。例えば、もしハッカーがウイルスを通して電子メールのアカウントを乗っ取った場合、オンライン銀行やソーシャルメディアのアカウントを含む、あらゆる繋がりのあるアカウントのパスワードを変更できてしまうのです。

また、ハッカーたちはログイン情報を入手するためにソーシャルエンジニアリングやフィッシングを使ってユーザーを騙してきます。

マルウェアの種類

最初の防衛線としては、マルウェアにはどんなタイプのものがあるかどうかを知ることです。マルウェアの種類には次のようなものがあります。

1. ウイルス

マルウェアは、あらゆるコンピューターデバイスにも損害を与えるように設計されています。もし、ウイルスに感染してしまった場合、勝手にシステム設定を変更されたり、パソコン内にあるファイルを削除したり、電子メールがハッキングされたり、パソコンの動作自体が遅くなったりなど、たくさんのマイナスになる事を引き起こしてしまいます。また、電子メールのアカウントをハッキングするタイプのウイルスは、メールを通じて個人の連絡先リスト内の人々にも感染していきます。

2. アドウェア(Adware)

これはユーザーがオンライン上にいる間に迷惑な広告を表示したり、インストールするソフトです。通常、ポップアップ広告やバナーとして表示されたり、ブラウザを特定のウェブサイトにリダイレクトさせたりします。アドウェアが直接、損害を与えるわけではありませんが非常に厄介で、最悪のケースとしてスパイウェアを含んでいることもあります。

3. スパイウェア(Spyware)

その名のとおり、コンピューターをコントロールまたはスパイするソフトです。スパイウェアに感染してしまうと、個人データや電子メール、閲覧履歴などどんなことでもハッカーに見透かされてしまう無防備な状態になってしまいます。

4. ランサムウェア(Ransomware)

このマルウェアはファイルをダウンロードすることで、コンピューターに鍵をかけて使用できなくしてきます。このファイルを解放するためには身代金を払わなければなりません。ハッカーたちはしばしば、ランサムウェアを拡散するために綿密に設計されたフィッシングメールや感染したウェブサイトを使用し、ソーシャルエンジニアリングの手法でユーザーを騙してきます。ランサムウェアはユーザーが被害に遭った場合、自動的にデバイス上にインストールされてしまうように設計されています。

5. スケアウェア(Scareware)

これはソーシャルメディアを通して被害者を操り、危険なアプリをインストールさせてきます。驚くべきなことは、このマルウェアを強制的にコンピューターユーザーに押し付けるという恐ろしい手口です。スケアウェアの制作者は、ユーザーのコンピューターにマルウェアの問題が起きたと通知することによって、ユーザーを欺いてコンピューターがウイルスに感染していると信じ込ませて騙します。さらにユーザーはそれを自分自身で修復しようとするものの、再び騙されて偽のサービスやソフトに代金を支払ってしまうのです。

マルウェアに感染した際に見られる兆候

マルウェアの厄介な点は、コンピューターシステム上で常にそれとわかるとは限らないことです。時折、ユーザーは自分がマルウェアに乗っ取られたスマホやノートパソコンなどの機器を使用していることに気づかないことがあります。しかしながら、その兆候は確実に存在します。

マルウェアはコンピューターの機能を微かに改ざんした後、自らの存在を晒します。無意味で危険な広告やポップアップウィンドウをはじめ、ウェブページを完全に読み込んだ後に表示されるポップアップ広告は注意が必要です。このような宣伝には、だいたいカジノの無料ゲームなどのゲーム関連や他の不適切なコンテンツなど、様々なものが含まれております。目がちかちかするような様々な色の点滅や甲高い雑音は最も目障りな広告といえるでしょう。その他にもアクセスする際に突然コンテンツを閉じたり、ブロックしてきたりもします。

もし、コンピューター上での操作が遅いと感じる場合は注意が必要かもしれません。また、ストレージの容量が突然、足りなくなってしまうことも起こります。

ウェブブラウザ上で操作する際に何らかの変化や改ざんが起きていませんか?悪意のあるブラウザの乗っ取りは、見たら明らかにわかる場合があります。デフォルトで設定されている検索エンジンやホームページが変更されていたりしていませんか?これらはパソコンを使用している際に気をつけるべき兆候であり、もし変わっていた場合は警戒しましょう。

マルウェアはどのようにコンピューターに感染するのか?

もし、何らかの「誤操作」をしてしまった場合、たいていはマルウェアがインストールされてしまいます。マルウェアにはたくさんの面があり、犯人はマルウェアを実行させるためにあなたを騙す方法を探っています。

ここでは、コンピューターにマルウェアの侵入に繋がってしまいがちな最も一般的なインターネット上での振る舞いを紹介します。

1.信頼できない情報源からのダウンロード

マルウェアに感染する最も一般的な例は、信頼できないページや不明な情報源からファイルをダウンロードすることです。

2.不正なWebサイトの閲覧

多くのユーザーは、有料コンテンツを無料で閲覧するために不正なウェブサイトを利用しています。様々な種類のVPNを通して有料のスポーツの試合を見たり、新作の大ヒット映画をダウンロードしたりすることは、一見なんでもないように見えるかもしれません。しかし、このようなプログラムは時として、プラスよりもマイナスに働く可能性もあるので注意が必要です。

3.「あなたのコンピューターは感染しています」という警告通知をクリック

パソコンに突然やってくる警告通知(ポップアップ)。太字で、「あなたのコンピューターがマルウェアに感染しており、セキュリティのアップグレードが必要であること」を明確に知らせてくれます。このような警告通知は、ウイルスを「一掃」するための対策型アプリに接続し、代わりにデバイスに追加されるでしょう。また、Webページのリンクの場合、ウイルス対策プログラムをアンインストールするように警告通知をサイトに表示することも可能です。そして、他のオペレーティングシステムからのどんな警告でも無視して続行することをお勧めします。これらの警告通知はすべて、あなたのコンピューターをマルウェアに感染させるための手段でしかありません。

4.ソーシャルエンジニアリング詐欺に巻き込まれる

ソーシャルエンジニアリングは、マルウェアの有効性を高め、人間の心理的部分を利用してきます。ソーシャルエンジニアリングは、必ずしもハッキング技術を用いるわけではなく、相手を騙すことで自発的にデータへのアクセス権を提供させるという手法で詐欺行為を行う犯罪です。犯人はITサポートする技術者や銀行員のふりをして近づいてくるかもしれません。また、電話やインスタントメッセージを通じて、偽のアドレスからパスワードを聞き出そうとしてくることもあります。

5.感染したリムーバブルメディアの開封

ウイルスは、USBメモリなどのリムーバブルドライブや、Kindle、外付けハードディスクなど外部記憶装置に感染することで広がることがあります。

マルウェアからパソコンを保護する

マルウェアからパソコンを遮断することは、パソコン保持者が取るべきサイバーセキュリティ対策の一つです。ここでは、マルウェアからパソコン関連を保護する方法を紹介します。

1.ネットワークを守る

ネットワークルーターにパスワード保護機能を持たせることで、ネットワークプロバイダーの通常のパスワードの使用が難しいことを確認しましょう。不正侵入を阻止するために、使用するあらゆるデバイスにファイアウォールをインストールし、実行しましょう。ネットワークの安全を確保するためには、パソコンだけでなく、自宅のネットワークに連動された携帯端末までの安全性を保護することが第一歩です。

2.スパムを避ける

スパムは様々な方法でパソコンに侵入しようとしてきます。インターネットサーフィン中に入り込むこともあるので、インターネットを利用している間はどんな種類のスパムも開かないように気をつけましょう。迷惑メールに含まれるスパムは、何も文字だけではありません。ソーシャルメディアのフィードやブログのポップアップ画面、広告など個人的な情報にもスパムが含まれていることがあります。また、オンライン、オフライン問わず、一方的なテクニカル面での手助けには注意しましょう。

3.ペアレンタルコントロール

家族間のネットワーク環境で使用する全てのコンピューターにペアレンタルコントロールを設定することが可能です。管理者のみがコンピューターに新しいアプリをインストールでき、あわよくばゲストユーザーのインターネットへのアクセスをブロックしたりもできます。

4.インターネットブラウザのパスワード

パスワードはどのユーザーでも、インターネットブラウザ上には保存しないようにしましょう。そして、追加で認証を行なうパスワードマネージャーを使用することでより信頼性が高くなります。パスワードマネージャーは、完全保護版、または有料版セキュリティとしてパソコンに付属されていますが、個別にダウンロードしてPC、Mac、Android、iOSデバイスで使用することも可能です。

5.プログラムを常に最新に保つ

全てのアプリが最新版になっているかを確認しましょう。特にこれは、脆弱性を脅かそうとする攻撃からパソコンを保護するためです。対象はOS、インターネットブラウザ、セキュリティプログラム、およびAdobe Flash、Acrobat、Javaなどのプラグイン、そしてQuickTimeやWindows Media Playerのようなマルチメディアプレーヤーです。

まとめ    

マルウェアは広範囲にわたって蔓延していなくても、適切な対処をしなければ回避することはほぼ不可能に近いです。マルウェアの侵入を減らし、阻止するための簡単な予防策はたくさんあります。まずは、上記で紹介した予防策を実行してみましょう。また、有料版VPNはあなたのパソコンセキュリティ面において、最も重要な役割を果たしてくれるものとなるでしょう。